少しずつ暖かい日が増え、春らしい空気を感じる季節。
猫は室内で過ごすことが多いため、「季節の影響はあまりないのでは?」と思われがちですが、実は春は猫にとっても体調が変わりやすい時期です。
特にこの時期は、換毛期・気温差・日照時間の変化などが重なり、体や心にさまざまな変化があらわれやすくなります。
「最近、抜け毛が急に増えた」
「毛玉をよく吐くようになった」
「なんとなく落ち着きがない」
そんな様子が見られたら、春特有の影響かもしれません。
今回は、猫の春の体調変化と、今からできる対策についてまとめました。
なぜ春は猫の体調が変わりやすいの?
換毛期が本格化する
春は、冬毛から夏毛へと生え変わる「換毛期」が本格化する季節です。
特にダブルコートの猫種や毛量の多い子は、抜け毛が一気に増える傾向があります。
抜けた毛をグルーミングで飲み込むことで、毛玉を吐く回数が増えることもあります。
多少の毛玉は自然な現象ですが、頻繁に吐く・食欲が落ちる・便秘気味になる場合は注意が必要です。
気温差による自律神経の乱れ
春は日中と朝晩の寒暖差が大きい季節です。
猫は環境の変化に敏感な動物。
気温差によって自律神経が乱れると、次のような変化が見られることがあります。
- 食欲が落ちる
- 寝ている時間が増える
- なんとなく元気がない
一見「ただの気まぐれ」に見えても、体が疲れているサインかもしれません。
日照時間の変化と行動の変化
春は日照時間が長くなる季節です。
この変化によって活動量が増え、そわそわした様子を見せたり、甘え方が変わったりすることがあります。
避妊・去勢手術をしている場合、基本的に発情は起こりません。
ただし、春は環境の変化も重なりやすく、猫にとっては少し刺激の多い時期です。
引っ越しや生活リズムの変化、来客の増加などもストレス要因になることがあります。
猫は変化を表に出しにくい動物だからこそ、小さな様子の違いに気づいてあげることが大切です。
春に見られやすい体調サイン
春に増えやすいサインには、次のようなものがあります。
- 抜け毛が急に増える
- 毛玉を吐く回数が増える
- 食欲が落ちる
- 便秘や軟便になる
特に「毛玉をよく吐くようになった」という相談は春に多く見られます。
換毛期にブラッシングが不足すると、毛玉トラブルが起きやすくなるため注意しましょう。
今からできる5つの対策
ブラッシングを習慣にする
春の換毛期は、普段よりもこまめなブラッシングがおすすめです。
抜け毛を取り除くことで、毛玉予防だけでなく、皮膚の状態チェックにもつながります。
毛玉ケアを意識する
毛玉ケア用フードやペースト、水分補給の工夫も有効です。
水をあまり飲まない子は、ウェットフードを取り入れるのもひとつの方法です。
室温・湿度を安定させる
急な温度変化を避け、快適な室温・湿度を保ちましょう。
猫が自分で暖かい場所・涼しい場所を選べる環境づくりも大切です。
過度に構いすぎない
元気がない様子を見ると心配になりますが、猫はひとり時間も大切にする動物です。
静かに見守ることも、ストレス軽減につながります。
春の小さな変化を見逃さないために

春は穏やかで気持ちのいい季節。
でも猫にとっては、換毛期や毛玉、気温差など、体に変化が起こりやすい時期でもあります。
「いつもより抜け毛が多い」
「毛玉をよく吐いている」
「なんとなく様子が違う」
そんな小さなサインに気づいてあげることが、健康管理の第一歩です。
猫は不調を隠すことが多い動物。
春は、猫の体調管理を改めて意識したいタイミングでもあります。
換毛期や毛玉対策を早めに行うことで、トラブルを未然に防ぐことにもつながります。
だからこそ、春の変化にやさしく寄り添いながら、穏やかな毎日をサポートしてあげましょう。
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