湿気が多く蒸し暑い時期は、被毛の中が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなり、皮膚のバリア機能も低下します。
梅雨明けから夏に多い犬の皮膚トラブルとは?

梅雨が明けて気温と湿度が一気に高くなるこの時期、犬の皮膚には大きな負担がかかります。
さらに、クーラーの効いた室内と屋外の気温差や、雨による被毛の濡れ、乾ききらない状態での放置なども皮膚のバリア機能を低下させ、かゆみや炎症の原因になります。
皮膚への負担が積み重なることで、皮膚が敏感になったり、さまざまなトラブルを引き起こしやすくなるのです。
以下のような症状が見られたらご注意ください!
- 皮膚が赤くなる、かゆがって掻きむしる
- フケやベタつきが増える
- 毛が抜ける、部分的に脱毛している
- 耳をよく掻く、頭を振る
このような症状が見られる時は、マラセチア皮膚炎や細菌性皮膚炎などの皮膚疾患を疑い、できるだけ早めにケアを始めることが大切です。
おうちでできる皮膚ケアと予防対策

毎日のちょっとしたケアが、皮膚トラブルの予防につながります。
- 毎日のブラッシングで抜け毛を取り除き、皮膚の通気性をしっかり確保
- 散歩や雨の日で濡れたあとは、しっかりとタオルドライ+ドライヤーで根元まで乾かす
- 定期的に耳の中の状態やにおいをチェックする(外耳炎の予防)
また、シャンプーも重要なケアのひとつ。夏場は皮脂が増えるため、シャンプーの頻度が増える子もいます。
特に皮膚が敏感な子には、使用するアイテムの見直しも効果的です。
皮膚への負担を減らすためには、低刺激でやさしい成分のシャンプーを選び、泡でやさしく洗ったうえで、すすぎ残しがないよう丁寧に流すことが大切です。
そして、シャンプー後は根元までしっかりと乾かし、被毛の蒸れを防ぐことも忘れずに行いましょう。
プロの手で、皮膚トラブルをやさしくケア
ご自宅でのケアに加えて、プロのケアを取り入れることで、より確実に皮膚トラブルを防ぐことができます。
D.C.キャッスルのトリミングは、夏の皮膚トラブルを予防・緩和するための特別なケアメニューをご用意しています。
- オゾン浴で抗菌・消臭・炎症ケア
- 炭酸浴での血行促進と皮膚のコンディション改善
- 皮膚の状態に合わせた専用シャンプーを使用したトリミング
また、耳掃除や保湿ケアなども含め、トータルで愛犬の健康をサポートしています!
「なんとなくかゆそう」「赤みが気になる」など、軽度の症状でもお気軽にご相談ください。
プロの目で状態を確認し、必要なケアを丁寧にご提案いたします。
出張トリミングも承っています!詳しくは→出張トリミング対応!D.C.キャッスルのトリミング
湿度と暑さが続く夏の時期は、犬の皮膚にとって特に過酷な環境です。
毎日のケアと早めの対策を行うことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
快適な夏を過ごせるよう、今からしっかりと備えていきましょう。
ペットの長期療養ケア施設も併設し、ワンちゃんや猫ちゃんの皮膚病改善にも実績がございます。
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