猫が毛玉を吐くのは大丈夫?春に増える毛球症と対策


「最近、猫がよく吐くような気がする …」

「毛玉を吐いているけど、これって大丈夫?」

そんなふうに感じて、不安になっている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

実は春は、猫にとっても「抜け毛が増える季節(換毛期)」です。

その影響で、毛づくろいの際に飲み込む毛の量が増え、「毛玉(毛球)」を吐く回数も増える傾向があります。

多くの場合は自然な現象ですが、放っておくと体調不良につながることもあります。

今回は、猫が毛玉を吐く理由と、対策についてわかりやすくまとめてみました。

猫が毛玉を吐く理由とは?

グルーミングする猫

猫はとてもきれい好きな動物で、日常的に毛づくろい(グルーミング)を行っています。

その際に、自分の抜け毛を一緒に飲み込んでしまいますが、すべてを消化できるわけではありません。

体内にたまった毛は、ある程度の量になると「毛玉」として口から吐き出されます。

これを「毛球症(もうきゅうしょう)」と呼びます。

特に春は、冬毛から夏毛へと生え変わる換毛期のため、抜け毛が増え、飲み込む毛の量も多くなります。

その結果、毛玉を吐く回数も増えやすくなるのです。

「毛玉を吐く」 注意すべきサインと対策

毛玉を吐くこと自体は、猫にとって自然な行動です。

目安としては、月に1〜数回程度であれば、あまり心配はいりません。

しかし、以下のような症状が見られる場合は注意が必要です。

  • 頻繁に吐いている(週に何度も)
  • 吐こうとしているのに吐けない
  • 食欲が落ちている
  • 元気がない

このような場合は、毛玉が体内に詰まっている可能性や、別の体調不良が隠れていることもあります。

早めに動物病院で診てもらうようにしましょう。

毛玉対策 ①|ブラッシングが最も重要

毛玉対策で一番効果的なのが「ブラッシング」です。

あらかじめ抜け毛を取り除くことで、猫が飲み込む毛の量を減らすことができます。

換毛期の春は、できるだけ毎日、難しい場合でも週に2〜3回を目安に行いましょう。

ブラッシングが苦手な猫の場合は、短時間から始めたり、おやつを使いながら慣らしていくのがおすすめです。

「無理をせず、少しずつ」がポイントです。

毛玉対策 ②|食事や生活面での工夫

毛玉対策は、日常の食事や生活習慣でもサポートできます。

例えば、毛玉ケア用のフードは、飲み込んだ毛を排出しやすくする成分が含まれており、毛玉の蓄積を防ぐ効果が期待できます。

また、水分不足も毛の排出を妨げる原因になるため、しっかり水を飲める環境を整えることも大切です。

ウェットフードを取り入れるのも一つの方法です。

毛玉対策 ③|プロによるケアもおすすめ

「ブラッシングを嫌がってしまう」

そのような場合には、プロによるケアを取り入れるのもおすすめです。

トリミングサロンというと犬のイメージが強いですが、毛玉ケアや皮膚炎予防、猫専門トリマーの需要増加により、猫の受け入れを行う店舗が増えています。

トリミングサロンでは、猫の状態に合わせたブラッシングやシャンプーを行い、抜け毛をしっかり取り除くことができます。

自宅では難しい細かなケアもできるため、毛玉対策としても効果的です。

トリミングサロンでブラッシングする猫

猫の毛玉は自然なものですが、ケアをすることでその負担を大きく減らすことができます。

特に春は抜け毛が増える時期のため、いつも以上に意識したケアが大切です。

日頃のブラッシングや食事の工夫に加えて、必要に応じてプロのケアも取り入れていきましょう。

「最近ちょっと吐く回数が増えたかも?」と感じたら、それが見直しのサインです。

春の毛玉対策は、「抜け毛を減らすこと」と「体内にためない工夫」がポイントです。

愛猫が快適に過ごせるよう、対策をしっかり行っていきましょう。

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