寒かった今年の冬もそろそろ終わりが見えてきました。
暖かい場所で丸くなっていた愛猫たちも、気温が上がるとともに活動的になっていきます。
しかし、春ならではの注意点もあります。
適切なケアをすることで、愛猫とより快適な毎日を過ごせるでしょう。
春に気をつけたい猫の健康管理
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抜け毛と換毛期のケア
春は猫の換毛期で、冬毛が抜け落ちる時期です。
この時期には以下のポイントに気をつけましょう!
- こまめなブラッシング
- 毛玉対策のフードやサプリメント
- 掃除の徹底
毛玉や飲み込んだ毛による嘔吐を防ぐためにも、ブラッシングは効果的です。
短毛種は週に2〜3回、長毛種は毎日ブラッシングするのが理想的です。
消化を助けるために毛玉ケア用のフードやおやつを取り入れるのも良いですね。
また、抜け毛がお部屋に溜まりやすくなるので、こまめなお掃除も大切です。
ノミ・ダニ対策
気温が上がると、ノミやダニが活発になります。
うちの子はお外に出ないから大丈夫!と思いがちですが、お外に出ない猫でも、飼い主の服や靴を通じて持ち込まれることがあります。
- 定期的な駆虫剤の使用
- 掃除と換気の徹底
- 猫の様子をチェック
かかりつけの動物病院で処方される駆虫剤で寄生虫のリスクを減らしましょう。
また、カーペットやクッションなどは、特に念入りにこまめにお掃除をして清潔に保つことも大切です。
猫が頻繁に身体を掻いたり、落ち着かない様子が続く場合は、ノミ・ダニが原因かもしれません。
獣医師に相談してみましょう。
花粉症の影響
猫も花粉によるアレルギー症状が出ることがあります。
主な症状として、皮膚のかゆみや発疹が見られることがあります。
花粉もノミ・ダニと同じく、飼い主さんの服を通じておうちの中に持ち込まれます。
帰宅後は服についた花粉を払う、空気清浄機を活用する、部屋の換気を工夫するなどの対策をしましょう。
過度に心配する必要はありませんが、アレルギー症状がひどい場合は獣医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。
春を楽しむ猫の過ごし方
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窓辺で日向ぼっこ
春の日差しは私達にも気持ちの良いものですが、猫にとっても心地の良いものです。
窓辺でのんびり過ごすのが大好きな猫ちゃんもいるのではないでしょうか。
ただし、直射日光は避け、日向ぼっこの時間が長くなり過ぎないように注意が必要です。
紫外線に当たりすぎないように気をつけてあげましょう。
紫外線の浴びすぎは、皮膚ガンや皮膚炎のリスクが高まります。
特に白猫は皮膚が弱いので、注意が必要です。
キャットタワーの配置を工夫する
窓の近くにキャットタワーを置くと、外の景色を眺めながらリラックスできます。
高い場所に登ることで運動不足を解消し、狩猟本能を刺激することでストレス発散にもつながります。
また、見晴らしの良い場所は猫に安心感を与えるので、リラックスできる空間を作ってあげましょう。
まとめ
春は猫にとっても魅力的な季節ですが、換毛期やノミ・ダニ対策、アレルギー症状(花粉症)など気をつけるべき点もあります。
適切なケアをしながら、春ならではの楽しみ方を満喫し、愛猫との素敵な時間を過ごしましょう。
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