猫の肥満は危険!健康的な体重を維持するためのポイント


猫の健康を維持するためには、適正な体重を保つことが重要です。

肥満、また痩せすぎも、健康リスクを高める原因になります。適切な体重管理が大切です!

猫の年齢と平均体重の目安

猫の肥満は危険!健康的な体重を維持するためのポイント

猫の適正体重は年齢によって異なります。

一般的な目安をご紹介します。

月齢・年齢による適正体重

月齢・年齢 平均体重
0〜6ヶ月 0.5〜2.5kg
6ヶ月〜1歳 2.5〜4.5kg
1歳〜7歳 3.0〜5.5kg
7歳以上 3.0〜5.0kg

※ 7歳以上のシニア猫は、日々の運動量も減るため、特に注意が必要です。

品種ごとの適正体重

猫種 平均体重
アメリカンショートヘア 3.0〜6.0kg
スコティッシュフォールド 2.5〜5.5kg
マンチカン 2.5〜4.0kg
メインクーン 4.0〜9.0kg

メインクーンなどの大きな猫種は、一般的な猫種よりも筋肉量や骨格が大きいことを考慮する必要があります。

体重が増えやすい猫と肥満リスク

猫の肥満は危険!健康的な体重を維持するためのポイント

次のような猫は特に太りやすい傾向があります。

  • 避妊・去勢手術を受けた猫
  • 高カロリーな食事をしている猫
  • 運動不足の猫
  • 高齢(7歳以上)の猫

避妊・去勢手術を受けることで、ホルモンの変化により代謝が低下。

そこに、食事やおやつを与えすぎることで肥満につながります。

また、高齢になるにつれ、運動量も減り、エネルギー消費も低下することで太りやすくなります。

猫の肥満リスク

猫が肥満になることで、以下の健康リスクが高まります。

  • 糖尿病
  • 関節炎
  • 心臓病
  • 寿命が短くなる

体重が増加するとインスリンの働きが妨げられます。

また、関節への負担が増すことで運動が困難になり、さらに過剰な脂肪が循環器系に負担をかけてしまいます。

その結果として寿命が縮まる可能性があります。

猫のおすすめダイエット法

食事管理をする

  • 低カロリー・高タンパクのフードを選ぶ
  • 獣医師とも相談をして、食事量を適切にコントロールする
  • おやつの量を制限する。ヘルシーなおやつに変更

適度な運動を取り入れる

  • キャットタワーなどを設置して、運動する機会を増やす
  • おもちゃを使って1日10〜15分程度遊ぶ
  • 自動で動くおもちゃなども取り入れる

食事の与え方を工夫する

  • 食べる時間を長くするようなフード皿を選ぶ
  • 日の食事回数を増やし、少量ずつ与える

猫の体重管理についてまとめ

猫の健康的な生活のために、肥満リスクを把握して、日々の体重管理を意識することが大切です。

飼い猫の適正体重を理解し、適切な食事管理や運動を取り入れながら、健康管理をしていきましょう!

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