暑い夏に夏バテしてしまうのは、人間だけでなく猫ちゃんも一緒です。
猫ちゃんの食欲の低下に気づいてあげるためには、日頃からよく観察することも大切です。
夏バテで食欲が落ちてしまっているかなと感じたら、環境作りやフードの与え方を工夫してみましょう。
夏バテかなと思ったときの対処方法
- 部屋を涼しくしてみる
- 水分量が多く含まれているフードにしてみる
- 水飲み場を増やす
猫に最適な室温は、25〜28℃程度と言われています。
30℃以上の気温で湿度が60%以上になると熱中症を発症しやすくなります。
エアコンを使用して室温が27~28度程度になるようにしてあげると過ごしやすいでしょう。
また、水分を十分に摂取させるということも重要です。
水分量が多いフードをいつものフードに混ぜて、食事から少しでも多く水分が摂れる工夫をしてあげましょう。
ドライフードが好きな猫ちゃんは、ウェットタイプをなかなか食べてくれないかもしれません。
そのような場合には、いつもの食事にトッピングをプラスする形を試してみてください。
また、いつでも新鮮な水が飲める環境を整えてあげましょう。
夏のフードの保存方法
夏はフードが傷みやすく、ウェットタイプは30分が目安です。
食べきらなかったものは処分しましょう。
保存方法にも注意が必要です。
ドライタイプは封を開けたら、夏場はできるだけ1週間以内に食べきってしまいましょう。
小分けパックのものがおすすめです。
大袋を長期間保存するのならば、開封後に保存用のパックやビニール袋に移し替えて、冷蔵庫などでの保存がおすすめです。
食欲減退が続いたら迷わず動物病院へ
夏はどんな猫ちゃんも食欲が減り気味ですが、ちょこちょことでも食べて元気なら安心です。
ただ、特に体力のない子猫や老猫は夏バテは大敵です。
猫が1日ごはんを食べなかったら動物病院に連れて行くことをおすすめします。
また、下痢や嘔吐がある場合にも早めの受診がおすすめです。
夏バテをきっかけに体力を消耗し、他の病気を誘発してしまう可能性もあります。
放置してしまうことで、回復まで時間がかかってしまったり、命を落としてしまうことも …
日頃から猫ちゃんの様子をよく観察して、いつもと違う症状、夏バテの症状が続いていたら、なるへく早く受診しましょう。
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