犬にとっても肥満は万病の元 !
うちの子は適正な体型・体重なの ?
ダイエットが必要に基準や方法などをご紹介いたします。
愛犬のダイエットを始める基準・判断方法とは?
犬のダイエットを始める基準、判断方法として、ボディコンディションスコア(BCS)があります。
ボディコンディションスコア(BCS)とは、肋骨や腰の周りの皮下脂肪の厚さとウエストの形から、栄養状態を数字で表す方法です。
BCS1(痩せ)
BCS2(やや痩せ)
BCS3(理想的)
BCS4(やや肥満)
BCS5(肥満)
5段階あり、BCS3(理想的)が理想体型です。
BCS3(理想的)の体型は、肋骨が適度な脂肪に覆われていて、かつ、肋骨に触ることもでき、ウエストにはくびれがある体型です。
太り過ぎのリスクとは?
- 関節への負担
- 心臓への負担
- 呼吸器への負担
- 様々な疾患の原因に
関節への負担
体重が重いことで、必然的に足腰への負担が大きくなります。
関節や靭帯、椎間板を傷めやすくなり、関節炎、椎間板疾患などのリスクも増加します。
悪化することで、歩けなくなってしまうこともあります。
心臓への負担
体重が増加することに伴って、筋肉に血液を送り出す心臓への負荷が増えてしまいます。
心臓の負担が増すことで、心臓機能に障害を起こしやすくなります。
呼吸器への負担
首周りに脂肪がつき、物理的な呼吸運動の障害が生じます。
呼吸がうまくできないことで体温が下がりにくくなり、熱中症にもかかりやすくなります。
その他の様々な疾患
免疫機能の低下による感染症の発症、尿石症のリスク、急性膵炎を起こすリスクなどが高くなります。
犬のダイエット方法 [運動・食事]
食事の管理と運動がダイエットの基本です。
かかりつけの獣医師さんとよく相談したうえで、食事・運動の両面からダイエットを始めていきましょう。
- 1日の食事量や食事回数を見直す
- ダイエット用のフードに切り替える
- 散歩の時間を長めにする
- ボール遊びや引っ張りっこ遊びを取り入れる
与える適切な食事量を知るために、まずは1日に必要なカロリーを計算しましょう。(かかりつけの動物病院で計算してもらえます)
本格的にダイエットをする場合には、ダイエット用のフードであれば、栄養素なども整えられているので安心です。
むやみに食事量を減らすのは、栄養が足りなくなったり、空腹でストレスが溜まってしまうこともありますのでおすすめできません。
また、いつもの散歩コースに坂道を取り入れたり、距離を増やして1日の運動量を増やしましょう。
ボール投げや、引っ張りっこの遊びは、カロリー消費や筋力UPに効果的です。
とはいえ、無理なダイエットは厳禁です !
長期的、計画的に行いましょう。
何よりも、愛犬の体重の把握や体重管理を日頃から行うことが一番大切ですね !
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