室内で飼われている猫の寿命は年々高くなっています。
年齢による見た目の変化もそれほどありません。
猫の老化はわかりづらいと言われていますが、年齢を重ねるに連れて少しずつ老いていきます。
猫の老化のサイン
- 被毛のツヤがなくなってきて、パサつきやすい
- 睡眠時間が長くなる
- 歯に黄ばみが出てきた
- 筋肉の衰え、太ももが細くなってきた
歯の変化は早く出てくることが多いようです。
猫の老化が進むことで、様々な疾患のリスクも高くなります。
一般的には、7歳〜10歳が中高年期、11歳〜14歳が高齢期、15歳以上になると老齢期と言われています。
シニア期(老猫)は、11歳以上の猫が入ります。
7歳〜8歳頃から、体の機能が衰え始め、健康診断で異常が見つかるケースも増えています。
猫に老化のサインを感じたら、徐々に機能も低下し始めていることを認識し、注意深く見守っていきましょう。
老化サインを感じ始めた時のお世話のポイント
フードの量をしっかり管理して肥満防止
活動量が減ってくることで、肥満になりやすくなります。
猫の肥満は様々な病気の原因はもちろん、関節炎などの原因にもなります。
猫の肥満予防には食事と運動が大きなポイント !
食事量は猫に合っているかなどを見直して、適切なフード量を心がけましょう。
また、おやつのあげすぎにもご注意を。
定期的な健康診断を始める
猫は高齢になると、腎臓病や甲状腺機能の病気にかかる確率が多くなってきます。
健康な時から定期的に健康診断を受けることで、万一病気が見つかっても早期発見に繋がることで、適切な治療を早く受けることができます。
年に2回程度、定期的に健康診断を行うのがおすすめです。
日頃のコミュニケーション
ブラッシングや爪切り、歯の様子など、コミュニケーションを取りながらチェックしましょう。
また、ケガをしにくい環境に整えていくことも大切ですね !
猫の寿命は伸びています
猫の平均年齢は15歳とよく言われていますが、最近では20歳を超えて長生きする猫もたくさんいます。
残念ですが、猫が年老いていくのを止めることはできません。
しかし、日頃からの健康チェックや快適な環境を整えてあげることで、少しでも長く、元気に過ごしてもらいたいですね !
ペットの長期療養ケア施設も併設し、ワンちゃんや猫ちゃんの皮膚病改善にも実績がございます。
詳しくはこちらをご覧ください !
日本最大級のペット複合施設 D.C.キャッスル