愛犬も人間と同じく、年齢を重ねることで様々な変化が出てきます。
健康を考える時に、気をつけてあげたいことの1つが日々の「食事」です。
変化に合わせたフードの与え方や、注意点などをまとめました。
シニア犬のフードは何歳から ?
シニア犬のフードへの切り替えは、だいたい6歳を過ぎた頃から検討していただければと思います。
見た目は全然元気ですが、体の機能や代謝量は徐々に低下してくる年齢です。
7歳頃には運動量が減り、代謝も落ちてくるため、カロリーの多い成犬用のフードを与え続けていると肥満の原因になってしまいます。
肥満は他の病気の引き金にもなり、注意が必要です。
10歳を超えると、だんだん食事量が減ってきます。
少ない量でもしっかりと栄養が摂れるフードを選びます。また、消化吸収に配慮がされているかどうかも大切なポイントです。
フードの上手な切り替え方法のポイント
フードの切り替えは、1〜2週間様子を見て少しづつ切り替えていくのがポイントです。
いきなり全てを違うフードにしてしまうと、アレルギーのリスクが高まります。
また、下痢や嘔吐の原因になってしまうことも …
今のフードに少しづつシニア犬用のフードを混ぜる、1日数回に小分けして与えるのもおすすめです。
様子を見ながら切り替えていきましょう !
シニア犬フードの選び方
シニアになるに従い消化能力が低くなっていきます。
シニア犬にはシニア犬向けのドッグフードを与えてあげることで、必要な栄養価を胃腸に負担をかけることなく摂り入れることができます。
また、太りやすい状態になるのでカロリーは低めに。
高カロリーなフードはやめましょう。
シニア犬の健康に配慮された、成分や栄養素が含まれるフードを選ぶのがおすすめです。
かかりつけの獣医師さんがおすすめするフードを摂り入れるのも1つの方法です !
もし、フードを食べてくれない時には …
年齢を重ねることで、食欲が減ってしまうワンちゃんもいます。
そのような時には、食事を与える回数やトッピングを工夫してみましょう。
ドライフードが食べにくそうだなと感じたら、ドライフードをふやかしたり、ウェットタイプのフードも取り入れましょう。
ウェットフードをドライフードにかけて与えてみるのもおすすめです !
また、開封したばかりのフードは風味や香りが強いので、食欲が増すことも。
そのような場合には、小分けタイプのフードを取り入れていきましょう。
毎日の食事はもちろん、日頃からの健康チェックや快適な環境を整えてあげることで、少しでも長く、元気に過ごしてもらいたいですね !
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