冬になると猫がよく寝る?行動の変化からわかる体調サイン


「寒くなってきたら、猫が寝てばかりいる気がする」

「前より動かなくなったけれど、大丈夫かな?」

寒い季節になると、こんなふうに感じる飼い主さんは多いのではないでしょうか。

猫はもともとよく眠る動物ですが、冬になると行動に変化が出やすいのも事実です。

この記事では、冬に見られやすい猫の行動の変化と、そこから気づける体調サイン、そして快適に過ごすための工夫についてご紹介していきます。

猫は冬になるとよく寝る?それは普通のこと?

猫は冬になるとよく寝る?

猫の睡眠時間は1日12〜16時間ほどといわれています。

さらに冬になると、体温を保つためにエネルギーを温存しようとし、睡眠時間が増える傾向があります。

そのため、「よく寝る=すぐに異常」というわけではありません。

ただし大切なのは、寝ている時間そのものよりも、起きている時の様子です。

  • 声をかけても反応が鈍い
  • 起きてもすぐにまた寝てしまう
  • 動きが極端に少ない

こうした変化が見られる場合は、少し注意して様子を見る必要があります。

冬に見られやすい猫の行動変化

よく見られる行動の変化

  • 寝ている時間がさらに増える
  • 暖かい場所から動かなくなる
  • 遊びに反応しづらくなる

こたつやヒーターの前、日当たりの良い場所から動かないのも、冬の猫によく見られる行動です。

注意したいサイン

  • 食欲が落ちている
  • 水をあまり飲まなくなった
  • トイレの回数が減っている
  • 触られるのを嫌がるようになった

これらは寒さや運動不足が影響していることもありますが、体調不良のサインとして現れることもあります。

特に注意したい猫のタイプ

寒い冬の影響を受けやすいのは、次のような猫たちです。

  • 老猫(シニア猫)
  • 病気治療中の猫
  • 完全室内飼いで運動量が少ない猫

年齢や体調によって、寒さや環境変化への耐性は変わります。

「去年は平気だった」場合でも、今年は注意が必要なこともあります。

冬の猫が快適に過ごすための工夫

冬に見られやすい猫の行動変化

室温と寝床の工夫

  • 室内温度や湿度を調整する
  • 寝床は1か所ではなく、複数用意する
  • 床からの冷えを防ぐため、クッション性のあるベッドを使う

室内温度の目安は20~25℃ほど。

特にシニア猫の場合は、22〜25℃を意識すると安心です。湿度は50~60%を目安にしましょう。

遊びで運動不足を防ぐ

冬はどうしても運動量が減りがちです。

短時間でもよいので、毎日少し遊ぶ時間を作ることで、血行促進やストレス解消につながります。

被毛・皮膚ケアも忘れずに

空気が乾燥する冬は、猫の皮膚や被毛も乾燥しやすくなります。

定期的なブラッシングは、被毛の状態を整えるだけでなく、体調変化に気づくきっかけにもなります。

このような時は迷わずに動物病院へ

  • 行動の変化が急に現れた
  • 食欲やトイレの変化が続いている
  • 触ると痛がる、嫌がる様子がある

少しでも違和感があれば早めに相談することが大切です。

冬に猫がよく寝るのは、自然な行動のひとつです。

しかし、行動や様子が「いつもと違う」と感じた時は、体調の変化が隠れていることもあります。

日々のちょっとした観察と、冬ならではの環境づくりで、猫が快適に過ごせるようサポートしてあげましょう。

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