涼しくなると人間も乾燥が気になりますが、人よりも皮膚が薄い犬にとっての乾燥は大敵です !
犬の皮膚の厚みは、0.05mm〜0.1mm。
人間の赤ちゃんと同じ、またはそれよりも薄い皮膚に覆われています。
乾燥が皮膚トラブルや皮膚病の原因かも
肌が乾燥すると皮膚のバリア機能が低下してしまいます。
皮膚が薄い犬の肌はとてもデリケート。
このような症状が見られたら、乾燥肌トラブルに注意が必要です !
- 被毛がパサバサしていて毛並みが悪くなった
- フケが出ている
- 肌がカサカサしている
人間も乾燥すると赤みが出て、かゆくなりますよね。
ワンちゃんも同じです。
かゆいかゆいと掻きむしることで、ひっかき傷を作ってしまい皮膚病を誘発してしまうこともあります。
また、乾燥しすぎることで逆に水分を補おうと「皮脂」が多くなり、この皮脂に繁殖する菌が原因となる皮膚炎などが原因となり、ベタつきやフケ、皮膚の赤みなどの症状が出ることも。
室内の暖房器具が乾燥を引き起こすことも
お部屋を暖かくするエアコンやストーブが乾燥を助長してしまうこともあります。
エアコンやファンヒーターなど、温風が発する器具に近づきすぎた状態でいると、目も乾燥してしまいドライアイになり、目やにが増えたり、ひどくなると角膜に炎症を引き起こします。
暖房器具を使用する時には、一緒に加湿することも忘れないようにしましょう。
また、湿度がわかるように湿度計などをお部屋においておくのもおすすめです。
快適な湿度は「40%〜60%」と言われていますので、「乾燥」しているという状態は湿度が「40%」を下回った状態です。
室温は22度〜25度、湿度は40%〜60%の室内をキープできるといいですね !
犬の乾燥対策 保湿が大事 !
乾燥からワンちゃんを守るには、「保湿」が大切です。
お部屋の湿度管理の他にも …
- 保湿力が高いシャンプーやローションなどでの保湿
- シャンプーの後には必ず保湿ケアをする
- お肌に優しい素材のお洋服を着せる
などの保湿対策が大切です。
また、注意が必要な点は、乾燥肌ではなく皮膚疾患を発症してしまっていることが原因で、フケが出たり、赤みが出ることも考えられます。
皮膚トラブルの場合には、早期発見と適切なケアが大切です。
気になる症状がある場合には、早めに動物病院を受診しましょう。
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