暑い夏が終わる気配がやっとでてきました。
人間と同じく、夏の疲れや気温差から「秋バテ」症状がでるワンちゃんも。
秋に起こりやすい犬の体調不良や体調管理についてまとめてみました。
秋に注意したい犬の体調不良の症状は ?
- 食欲が減る
- 下痢や嘔吐などの胃腸トラブル
- ホルモンバランスの乱れ
- 体重の減少または増加
これらの症状が出る理由には酷暑が続いて体力を消耗してしまっていることや、日中と朝晩の急激な温度差などが負担になっていることが考えられます。
また、年齢があがるにつれて不調の症状が出やすいと言われます。
秋は体調を崩しやすいということで、この時期に健康診断をおすすめしている獣医さんも多いようです。
動物病院を受診した方がよい症状
犬の秋の体調不良は少し長引いてしまうのが一般的です。
季節が進むと、自然と体調が戻ることも少なくありません。
2週間以上、体調不良が続くようなら動物病院の受診をおすすめします。
ごはんを食べる量が減ってるかな?
なんとなく元気がない様子の時が増えてるかな?
そのように感じたら、簡単でもメモを残しておきましょう。
いつからどのような症状かを記録しておくと、動物病院を受診した際にも的確な診察を受けることができますし、毎年この時期にはこのような症状が出るんだなということがわかるようになります。
ただ、下記のような症状が出た際にはすぐに受診してください。
- ご飯を頻繁に残す、大好きなおやつも欲しがらない
- ご飯のあとに毎回戻してしまう
- 下痢が1〜2日続いている
- 下痢と嘔吐が同時に続く
自宅でできる犬の秋バテ予防
水分が不足しないように気をつける
食欲が減るのと同時に水分を摂る量も減ってしまいがちに。
脱水状態にならないためにも、意識的に水分を飲ませてあげることが大切です。
ご飯をウエットのものに変えたり、犬用のミネラルウォーターを利用するのもおすすめです。
寒暖差に気をつけて、できるだけのんびりと過ごす
少し涼しくなると愛犬と一緒にお出かけしたくなりますが、朝晩と日中の寒暖差が激しい時期です。
体調がイマイチかな … と思われる時には、できるだけ体力が回復できるようにのんびりと過ごすのがおすすめです。
食べられるものを少しづつ
食欲がないからと、高脂肪のフードで栄養をと思いがちですが、弱った胃腸にかえって負担を与えてしまうことも。
いつも好んで食べていたものを少しづつ、回数を増やして与えるなど工夫しながら与えるのがおすすめです。
シニアのワンちゃんは特に注意が必要です
夏はエアコンで一定の室温で過ごしていたところから、エアコンを使わない季節になると朝晩は涼しく、日中は気温が上がる環境に変わります。
この気温の変化に体がついていけず、体調を崩すことが多い傾向があります。
毎日の様子をチェックして、食欲がない、下痢が続く、元気がなくぐったりしているなどの症状が出たら、すぐに動物病院で診てもらいましょう。
冬が来る前にしっかり体力を回復 !
秋に気をつけたい犬の健康管理についてご紹介いたしました。
人間も暑い夏から涼しい秋は体調を崩しやすい季節、ワンちゃんも夏の疲れが一気に出てしまうのは当たり前かもしれません。
少し調子が悪いかなと思ったら、まず、無理をさせずにのんびりと様子を見ながら過ごしましょう。
あれ? という症状が続いたら、動物病院で早めに診てもらえれば安心です。
秋バテをしっかりケアして、本格的に寒くなる冬に向けて体力をしっかり回復しておきましょう !
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