免疫力のない子犬は、基本的にワクチンプログラムが終了してからのお散歩デビューが一般的になります。
子犬を外に出す前に必ずワクチン接種を !
生後1か月半~3か月頃の子犬は母親からもらってきた免疫がだんだんと無くなってくる時期です。
いろんな感染症にかかるリスクから予防するためにも、ワクチンの接種が必要になります。
生後6〜8週目に1回目のコアワクチン接種を行い、その後、免疫を確実なものとするために、生後16週以降までに2〜4週間隔での追加接種を行う「3回接種」が推奨されています。
( こちらの記事もご覧ください。→ かわいいワンちゃんの命を守る! 犬のワクチン接種 )
ワクチンの接種のタイミングについては、かかりつけの動物病院の先生と相談してスケジュールを決められれば安心です。
ワクチンを接種したら、そのままお散歩デビューができる ! とはいきません。
接種後は免疫力が弱く、体調が悪くなりやすいため、シャンプーや激しい運動なども接種後2,3日は避けたほうが安心です。
また、抗体が完全に作られるまでは2週間程度必要になります。
安全にお散歩デビューができるのは、最後のワクチン接種から2週間後以降ということになります。
子犬の散歩デビューの最適なタイミング
特に生後3週間から14週間までの時期を「社会化期」といって、様々な刺激や状況に対して順応性や社会性を学ぶ時期です。
生後4ヶ月を過ぎると、初めての出来事に慣れにくくなると言われています。
本格的な散歩デビューはワクチン接種が終わってからが安心ですが、「抱っこ散歩」や「パピープログラムへの参加」などを利用するのもオススメです。
抱っこして少し自宅の周辺をお散歩するだけでも、匂いや音、動くものなど 「嗅覚」 「聴覚」 「視覚」などへの刺激になります。
万が一の事態に備えて、必ずリードやハーネスをつけて抱っこしましょう。
お散歩前に、首輪やハーネス、リードになれさせておくことも大切です !
今回は、お散歩デビューまでの間にやっておきたいことや、最適な時期などをまとめてみました。
ぜひ、安心・安全なお散歩デビューの参考にしていただければと思います。
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