「ちゃんと食べてくれない」「好き嫌いが激しい」「体に良いごはんって何?」など、猫の食事に関する悩みは尽きません。
今回は、猫の食事でよくある困りごとと、その対処法についてまとめました。
猫の食事のお困りごと
キャットフードを食べてくれない

最も多いのが「急に食べなくなった」「新しいフードに替えたら拒否された」というお悩み。
猫はもともとグルメと言われています。
気に入らないものは絶対に食べないというこだわり派も。
対処法
急な切り替えはNGです。
新しいフードに切り替える際は、今までのフードに少しずつ混ぜ、1〜2週間かけて徐々に慣らしていきましょう。
また、猫は嗅覚が敏感なので、少し温めて香りを引き立たせると食欲が刺激されます。
フードの保管方法も気をつけましょう。
ドライフードは湿気や酸化で風味が落ちやすいので、密閉容器に入れて冷暗所で保管するのがおすすめです。
好き嫌いが激しい
お気に入りのフードしか食べない猫も多く、栄養バランスに偏りが出てしまうのが心配です。
対処法
おやつや副食ばかりに偏らず、「総合栄養食」と表示されているフードをメインに与えましょう。
総合栄養食は、1つで必要な栄養がすべて摂れるように設計されています。
また、グルメの猫ちゃんには、いくつかのフードを日替わりや週替わりでローテーションすることで、味の飽きを防ぐことができます。
おやつを与えすぎると「ごはんよりおやつがいい!」と偏食になる原因になります。
おやつの摂取カロリーは、1日の摂取カロリーの10%以内が推奨されています。
肥満が気になる

猫の肥満は、糖尿病や関節炎など健康リスクの原因になります。
ついつい食べるだけフードを与えてしまい、気がつけばぽっちゃり…
まずは、パッケージに書かれた「体重別の給与量」を参考に、適切な量を守りましょう。
間食の分も含めたカロリー計算が大切です。
食事制限だけでなく、猫じゃらしやキャットタワーを活用した遊びや運動を取り入れてエネルギー消費を促しましょう。
また、肥満傾向の猫には、カロリーや脂質が抑えられた「ライト」タイプのフードも選択肢のひとつです。
猫の食事のお困りごと まとめ
食事は猫の健康を支える大切な要素です。
猫の気分や体調、季節によってなど、食欲にムラが出るのは自然なことです。
しかし、長期間食欲がない状態が続く場合には、早めに獣医師さんへ相談したほうが安心です。
毎日おいしく食べて、健やかに暮らせるように。
飼い主としてできるお世話を積み重ねていきましょう。
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