暮らしにひそむ「犬に毒なもの」とは?


日々の散歩やお出かけを通じ、犬との暮らしはとても楽しいものではないでしょうか。

しかし、私たち人間にとっては何気ないものでも、犬にとっては命にかかわる「毒」になるものが身の回りには意外と多く潜んでいます。

散歩中やお出かけ先で注意すべきポイントと、家庭内にひそむ犬にとっての「毒」についてご紹介します。

散歩・お出かけ中に気をつけたいこと

暮らしにひそむ「犬に毒なもの」とは?

「落ちているもの」には要注意!

散歩中、犬が道端の落ち葉やゴミをクンクンする姿はよく見られますが、これには注意が必要です。

特に次のようなものは危険です !

  • タバコの吸い殻
  • チョコレートやガム
  • 道ばたのキノコや植物

ニコチンは犬にとって猛毒です。

タバコの吸い殻1本で、命に関わることも十分にありえます。

また、人間のおやつは犬にとって中毒の原因になるものも含まれています。

植物も同じで、毒性のあるキノコや植物が生えていることもあります。

愛犬が何かを拾い食いしそうになったときは、すぐにやめさせましょう。

「マテ」や「ダメ」を普段から練習しておくことも大切です。

夏場のアスファルト・冬場の凍結防止剤

夏はアスファルトの熱が犬の肉球をやけどさせることがあります。

最近では、やけど防止や肉球保護のために靴を履いてお散歩しているワンちゃんもよく見られるようになりました。

気温が高い日は朝夕の涼しい時間帯に散歩するのもおすすめです。

また、雪が積もる地方では、冬場にまかれる融雪剤(凍結防止剤)にも要注意。

含まれる化学物質を舐めてしまうと、中毒症状を起こすことがあります。

お散歩の後には、足をしっかりと洗ってあげてください。

家の中にもある「犬に毒なもの」

暮らしにひそむ「犬に毒なもの」とは?

私たちが日常的に使っているものの中にも、犬にとって「毒」になるものが多くあります。

食べ物

  • 玉ねぎ・ネギ類
  • ブドウ・レーズン
  • チョコレート・キシリトール

玉ねぎ、ネギ類は、赤血球を破壊する作用があるため、少量でも中毒症状が出てしまいます。

ぶどうやレーズンも腎不全を起こしてしまう恐れが。

チョコレートやキシリトールには、犬にとっての中毒成分が含まれています。

食卓に出した料理やおやつの食べこぼしにも注意し、犬が届かない位置に置くようにしましょう。

もし、これらの食べ物を口にした可能性があれば、症状が出ていなくても動物病院を受診してください。

植物・観葉植物

インテリアとして人気のある観葉植物の中には、犬にとって毒性のあるものが多く存在しています。

  • ポトス
  • スパティフィラム
  • アロエ
  • ユリ類(特に猫に致命的ですが犬にも注意)

観葉植物を選ぶ際には、「ペットに安全かどうか」を必ず調べてから購入すれば安心ですね。

愛犬を守るため、日常のリスクを知ることが大切です

犬は好奇心旺盛です。

私達が思いもつかないようなものを口にしてしまうことがあるため、飼い主が「危険を未然に防ぐ」ことがとても大切になります。

お散歩中は足元に落ちているものに注意し、ご家庭内では犬にとって有害なものを置かない・届かないように工夫しましょう。

愛犬との暮らしを、今まで以上に安心なものにするために、今日からできる対策を、ぜひ取り入れてみてください。

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