最近、「猫の隠れ肥満」が話題になっています。
ぱっと見は普通体型に見えても、実は体脂肪率が高く、健康リスクが隠れている猫が増えていると言われています。
「うちの子はよく食べるけど、見た目は普通だし…」と安心していると、気づかないうちに肥満に近づいていることも。
猫の“隠れ肥満”とは?
見た目ではそこまで太っていなくても、触ってみると脂肪が付きすぎている状態のこと。
猫は被毛がふわふわしているため太って見えにくく、飼い主さんも気づきにくいのが特徴です。
隠れ肥満のチェックポイントは次のとおりです。
- 肋骨が触りづらい(脂肪が覆っている)
- お腹にタプタプとした脂肪を感じる
- 腰周りや背中に厚みがある
動物病院では「BCS(ボディ・コンディション・スコア)」という指標で体型を確認しますが、自宅でも上のポイントを意識すると早めの発見につながります。
なぜ隠れ肥満が増えているの?
猫の隠れ肥満が増えている背景には、以下の生活習慣が関係しています。
室内飼いの増加で運動量が少ない
今はほとんどの猫が完全室内飼育です。
安全ではありますが、外を歩き回っていた頃に比べて運動量が圧倒的に不足しています。
置き餌(自由に食べられるスタイル)
食べたいときに食べられる置き餌は便利ですが、食べすぎの大きな原因にもなります。
多頭飼いで管理が難しい
ほかの猫の分まで食べてしまう「横取り」は、肥満気味の猫でよく見られる行動です。
高カロリーおやつ・ご褒美の増加
種類豊富で美味しいおやつが増えたことで、ついあげすぎてしまうケースも増えています。
運動不足&隠れ肥満対策
1日5〜10分の狩猟ごっこ遊び
猫は本来、狩りで体を動かす動物です。
猫じゃらし・羽根付きおもちゃ・レーザーポインターなどを使って、獲物を追いかけるような遊びを取り入れてみましょう。
ポイントは 「短時間でも毎日」
5分〜10分の遊びを毎日続ける方が、たまに長時間遊ぶより効果的です。
上下運動を取り入れる
キャットタワーや棚上りなどの縦の動きは、猫にとって自然な運動です。
- キャットタワー
- 窓際のステップ
- ソファ → 棚 → タワーといった移動コースを作る
賃貸でも置ける簡易タイプも増えていますので、手軽に取り入れられます。
知育フィーダー(フードを工夫して遊びながら食べるおもちゃ)・早食い防止器を使う
ごはんを食べる時間が短い猫は、摂取カロリーが増えやすい傾向があります。
そこでおすすめなのが 知育フィーダーや早食い防止ボウル。
- 食べるスピードをゆっくりに
- 食事が遊びになり運動量もアップ
- ストレス解消にも◎
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おやつのあげ方を見直す
猫のおやつは、1日の総カロリーの10%以内が目安。
知らないうちにおやつだけでカロリーオーバー…になってしまうことも。
カロリー控えめのおやつに変えたり、回数を決めたりするだけでも大きな改善につながります。
肥満を放置するとどうなるの?
猫の肥満は、以下のような健康トラブルにつながる可能性があります。
- 糖尿病
- 関節の痛み
- 心臓・内臓への負担
- 寿命が短くなるリスク
「少し太っているだけだから大丈夫」と思いがちですが、猫にとって体重1kgの差は想像以上に大きいもの。
早めの対策が長く健康に過ごすための第一歩になります。
まとめ
猫の隠れ肥満は、見た目では気づきにくい分、知らないうちに進行しやすいのが厄介なところです。
日々の体型チェックや、少しの運動・食事管理を取り入れるだけでも、健康維持に大きく役立ちます。
「できることを少しずつ」続けることが大切です。
愛猫のための小さな習慣が、将来の大きな健康につながります。
気になる変化があれば、早めに動物病院で相談してみることもおすすめします!
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