秋から冬へ|11月からの犬の健康管理|皮膚トラブル・お散歩・乾燥対策


少しずつ秋も深まり、朝晩の冷え込みを感じるようになる11月。

紅葉の美しい季節は、愛犬との散歩もより楽しい時期ですが、同時に季節の変わり目ならではのケアが欠かせません。

気温・湿度の変化による皮膚トラブルに注意

気温や湿度の変化に敏感な犬たちは、この時期に体調を崩したり、皮膚や被毛のトラブルが出やすくなります。

特に、空気が一気に乾燥し始める11月は、肌や被毛への影響が大きい季節です。

人と同じく、犬の皮膚も乾燥しやすく、かゆみやフケ、被毛のパサつきなどのトラブルが増えてきます。

特に、皮膚の薄い小型犬や短毛種は乾燥の影響を受けやすい傾向があるので注意してあげましょう。

対策として

毎日のブラッシングで被毛の汚れや抜け毛を取り除き、皮膚の血行を促すことが大切です。

また、保湿効果のあるスプレーやミストを取り入れるのもおすすめ。

暖房を使う時期は室内の湿度も下がりやすいため、加湿器を併用して40〜60%程度を保つようにしましょう。

お散歩は「時間帯」と「服装」にひと工夫

お散歩中の犬の写真

11月は朝晩の気温差が大きく、特に朝の冷え込みが厳しくなります。

冷たい地面を長時間歩くと、足裏から体が冷えてしまうこともあります。

小型犬やシニア犬、短毛の犬には、温かいウェアや靴を着用させると安心です。

また、日没が早まる季節でもあるため、夕方の散歩は反射材付きのリードやライトを活用して安全を確保しましょう。

犬と一緒に自然の中を歩くことで、飼い主さん自身の気分転換や運動不足の解消にもつながります。

ただし、落ち葉やどんぐりなどを口にしないよう注意が必要です。

犬にどんぐりは危険?

どんぐりには「タンニン」という成分が含まれており、犬が大量に摂取すると胃腸炎や肝障害を起こすおそれがあります。

少量を1〜2粒ほど口にしてもすぐに重症化するケースはまれですが、体の小さい犬や繰り返し食べてしまう場合には中毒症状(嘔吐・下痢・元気消失など)が出ることもあります。

また、地面に落ちたどんぐりや落ち葉にはカビや細菌が付着していることも多く、誤飲によって感染症を引き起こすリスクもあります。

散歩中は口元の動きに注意し、拾い食いを防ぐよう心がけましょう。

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秋から冬へ、食事と水分の管理も大切に

寒くなると活動量が減り、同時に水を飲む量も少なくなりがちです。

脱水や泌尿器系のトラブルを防ぐためにも、いつでも新鮮な水を用意しておきましょう。

また、冬に備えて被毛を育てるためには、良質なたんぱく質や脂肪を適切に摂取することがポイントです。

季節の変化に合わせて食事内容や量を見直すのもおすすめです。

トリミングと皮膚ケアで、冬を迎える準備を

冬に向けて被毛が増えるこの時期、定期的なトリミングで通気性を保つことも大切です。

毛玉や汚れを放置すると、皮膚トラブルの原因になることがあります。

店舗での施術はもちろん、外出が難しい方や、愛犬にできるだけストレスをかけたくない方には、ご自宅や指定場所にお伺いする「出張トリミング」もおすすめです。

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秋〜冬へ 愛犬との暮らし方まとめ

冬支度をした犬の写真

11月は「犬の日(11月1日 : ワンワンワン)」もあり、愛犬との暮らしを改めて見直すのにぴったりな季節です。

乾燥や寒暖差などで犬の体調が変化しやすい時期だからこそ、皮膚や被毛の保湿、散歩時の防寒、食事や水分の見直しを意識して、愛犬の健康を守りましょう。

季節に合わせたケアを丁寧に行うことで、冬を快適に迎える準備が整います。

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