夏のお庭はもちろん、散歩道にも犬にとって危険な生き物がたくさんいます。
どのようなことに気をつければ良いのかまとめてみました !
ノミ・蚊・マダニ
草むらや森林などに生息するノミ。
ノミがいるところを散歩したり、ノミがいるほかの犬と接したりした際に、飛び移って寄生します。
犬がノミに寄生・吸血されると、強いかゆみがあらわれるのが特徴です。
外だけではなく、家の中にも蚊が入ってきます。人にくっついて、室内に入ってくることも …
蚊が犬を刺すことで、犬の体内にフィラリア(犬糸状虫)の幼虫が入ります。
幼虫は約半年で成虫になり、肺動脈や右心房に寄生・繁殖してフィラリア症を発症します。
感染すると完治することはない怖い病気です。
マダニは路上の雑草や庭の植え込みなどの葉の裏側にも潜んでおり、犬が触るとくっつきます。
マダニは動物の血液を栄養源として成長する恐ろしい寄生虫です。
吸血の際に、病気の原因となるウイルスや細菌を体内に侵入させます。
ショック症状を引き起こして、死に至ることもあります。
ノミ・蚊・マダニから犬を守る方法
ノミやマダニ、蚊に刺されることで発症するフィラリア症などは、投薬により駆除や予防が可能です。
月に1回、3ヶ月に1回など、お薬により間隔は異なりますが、定期的な投薬が必要です。
かかりつけの獣医師さんに適切な投薬をお願いすることで、ノミ・蚊・マダニから守ることができます。
カエル
お散歩中に、ぴょんぴょんと飛んでいるカエルに興味津々 …
しかし、カエルには注意が必要です !
カエルは体表に毒成分が分泌されています。
口にしてしまうことで、下痢や嘔吐などの症状を引き起こすばかりか、呼吸困難や痙攣などを引き起こし、場合によっては死亡することも。
カエルを刺激することで分泌物をより多く出してしまうので、犬がカエルに近づかないように注意しましょう !
ヘビ
お散歩中に草むらに鼻を入れてクンクンとしていたら「ガブッ」と顔を噛まれてしまったというケースをよく聞きます。
「ヘビ」は草むらなどに潜んでいます。
脚を噛まれるケースもあり、噛まれた部位は強い痛みを伴い腫れてしまいます。
噛まれた場所や、毒の量によって大変危険な状態になることが考えられます。
すぐに動物病院を受診してください。
夏は、野生生物も活発に活動し、犬の好奇心を駆り立てます。
お散歩時やお庭で遊ぶ際には、熱中症にも注意しながら、元気に暑い暑い夏を乗り越えたいですね !
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